グローバルな仕事を求めて。
海外拠点の経営に携わることが目標。

2015年入社
機能材事業管理部
R・N

  • 企画
  • 事業管理
  • メタル担体
  • グローバル

学生時代は法律分野を学び、交換留学としてドイツの大学に1年間在籍しました。当時ドイツ語の勉強に力を入れていたことに加え、日本の法律がドイツの影響を受けていることにも興味があったためでしたね。留学先には欧州やアメリカ、アジア圏の学生も多く、言葉も文化背景もまさに多様な環境でとても刺激的でした。このような経験からいつかグローバルな仕事がしたいと思うようになりました。

私は第二新卒採用として当社に入社しました。新卒では金融機関へ入社しましたが、さらなる夢に挑戦できる環境を求めて当社に出会いました。当時、社員から言われた会社イメージとして「一騎当千」。海外拠点の立ち上げやグループ連結決算など、会社にとって重要な業務に若手のうちから深く携わっている社員が多くいることを聞きとても驚きました。

自分が事業部のトップだったらどうするか

入社して最も印象的だったのはフラットな社風です。若手であっても積極的に意見や提案を出せますし、上司や先輩もそれを真剣に受け止めて議論し、筋が通っていれば実際に採用してくださいます。まさに、「議論に上下なし」。私自身もこの社風を大切にして、さらに広げていきたいですね。

最初の配属先だった金属箔事業で、今でも鮮明に覚えていることがあります。当時の事業部長から唐突に、「この事業をどうしていくべきだと思うか?」と問われたんです。当時、私は目の前の仕事に必死で、そのような大局的な見地から考えたことなどなかったのですが、それからは「もしも自分が事業のトップだったらどう判断するか?」を意識するようになり、自らが成長する上で大切なことに気づかされました。会社によっては、若手に事業全体のことを考えることなど求めていないかもしれませんが、当社では積極的に求められているように感じます。

熱量を伝えて
海外関連会社3社を導く

現在はメタル担体事業傘下の海外子会社(中国・インドネシア・インド)の事業企画・管理を担当しています。具体的には、日本と海外との連携プロジェクトを立ち上げ、その実務担当者として実行・推進しています。本社や名古屋の製造部門、海外のファイナンスチーム、プロダクションチームと連携する必要があり、密にコミュニケーションを図りながら一丸となって進めています。距離も離れて文化や言葉も異なる多くの仲間に動いてもらうためには、方針とやってほしいことを伝えるだけでは協力は得られませんね。私が大切に感じることは熱量を持って伝えること、お互い目線を合わせて共通認識を持つことです。

また、こうした任務を遂行する上で、入社当時に経験させて頂いた製造現場での経験も大きな糧になっていると実感しています。現場のプロフェッショナルな方々から多くのことを学べたからこそ、現在も現場の状況を踏まえた的確な対応に繋がっていると思います。

仕事は「わらしべ長者」だと信じて。

働いていると誰でも「大変だな」と感じることはあると思いますが、以前上司から学んだ「仕事を選ばず」、「まず隣席の人の役に立つ」を思い出して、いかなる仕事も託していただけるよう、自ら手を挙げるようにしています。きっと、仕事は「わらしべ長者」なんですよね。どんな仕事も一生懸命に対応し、誰かの役に立つことができれば信頼関係を築くことができる。そして、信頼の輪が広がれば、大きなやりがいのある仕事を任せてもらえるようになる。今もそう信じています。

私は入社以来、事業企画・管理業務を担当していますが、目的を達成するためにどうすれば良いか常に自分の頭で考え続けなければならない業務でもあり、責任感も大きいですが面白くやりがいのある仕事だと感じています。現在の部署で海外事業に関する幅広い経験を積み、いずれは海外関連会社の経営に携わりたいという目標があります。

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