経理で育む、
コミュニケーションの力。
異なる視点を学び、
価値の創造を目指す。

2018年入社
機能材事業管理部
E・O

  • 管理
  • 経理
  • 機能材料
  • 少数精鋭
  • 社風

モノづくりの一端を担いたいと感じたのは、高校時代のアメリカ留学がきっかけでした。10ヶ月ほどの滞在でしたが、「日本の家電ってすごい」「日本車っていいよね」と言われることが多く、実際に現地でも日本の製品を目にすることが多かったことを覚えています。日本のモノづくりが海外で高い評価を受けていることを肌で感じ、感銘を受けました。この事から、就職活動ではあらゆる産業を下支えしながら、素材の力で社会を変える可能性があることに魅力を感じ、モノづくりの上流に位置する化学・素材メーカーを志望しました。

当社の選考では、私の表面的な部分ではなく、考え方や価値観までしっかりと知ろうとする熱いハートの若手社員や面接官の方の温かいお気持ちが伝わってきて、いつの間にか素の自分で話をしていました。お会いした社員の方が皆さん仕事について熱心に語ってくださったことが印象的でした。面接がこんなに心地良いのだから、きっと楽しく働き続けられるだろうなと確信しました。

答えは決まっていない、
見つけるもの

現在は、製造所に所属する経理として、製造現場に近いところで原価計算や決算業務、固定資産管理、資金管理などを担当しています。業務の幅は広く、グループ関連会社の資金繰りという数億円規模の案件を取り扱うなど、責任ある仕事を任されています。

製造所の経理の仕事は、想像以上にコミュニケーション力が必要です。現場に最も近い経理として、現場からの依頼や質問に迅速かつ的確に応えていき、より早く正確な経理処理を行うために自ら先回りして他部門との調整や確認を行うことも求められます。この動きができるようになったことで、事前にミスを防げたときなど自分の成長を実感する瞬間が多くなりました。

経理と言っても教科書通りにいかないところが、この仕事の面白さかもしれませんね。以前の私は、経理といえば定められた計算式に沿って業務を進めるような、少し堅いイメージを持っていました。しかし実際には、現場の状況を踏まえながら法令と過去の類似例を確認し、チームで意見を出し合いながら柔軟な対応で最適な解を見つけるプロセスが多くあります。

後輩に引き継いでいきたい風土

入社1年目のときに、グループ関連会社の資金繰りでミスをしてしまったときのエピソードが今でも忘れられません。そのときは先輩が本当に親身になって協力してくださり、防げなかった自分にも責任があると、まるで自分のことのように真剣になって今後の防止策を一緒に考えてくださいました。「部署内のミスはみんなの責任」、そんな言葉をかけていただいたからこそ、しっかりと責任感を持って仕事を進めながら、チームワークを大切にしていきたいと感じています。また、こうした周りの人を思いやる風土を大切にして、後輩にも引き継いでいけるよう日々努めています。

また、前向きな雰囲気も当社の好きなところです。例えば会議でも、とにかく前向きな議論が交わされますね。私の提案が、たとえ上司や先輩などから見れば未熟な意見であっても、その考えに至った背景などを真剣に聞いてくれます。

「自分はどう考えるのか」を
自ら問い続ける

少数精鋭の環境下で、多くの業務を経験できると思います。また、チームの課題に対して、自分が中心となって対応を任されることも多くあります。もちろん、上手くいかないことや失敗もありますが、そうした経験のすべてが成長につながっていると考えています。そんなチャレンジできる環境だからこそ、常に自分の考えをしっかりと持ち、自ら意見を発信できるように意識しています。

まずは製造所に所属する経理として、現場に近い立場から企業のお金の流れや取り扱われるさまざまな数字の源流について知識を深めたいと思っています。そして、いずれは営業や事業企画、人事など異なるポジションを経験し、多角的な視点から企業活動への知識や理解を深め、自らの価値を発揮できる人材になりたいと考えています。

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